ハイローだけではない?バイナリーオプション規制

■バイナリーオプション全体に対しての規制

バイナリーオプション取引の中でもハイ・ローオプションは人気です。値が上になるか下になるかを予測する2者択一の選択とルールがシンプルなことからチャレンジする人が多くなりつつあるのですが、このルールに賭博要素が大きいと見なされ自主規制の対象となっています。ハイ・ローオプションに限らず、自主規制対象となっているのはバイナリーオプション全体に対してとも言えます。この背景には、一定の条件を満たした場合に獲得できる利益○○円のために、現時点で××円を支払う価値があるのかどうかという疑問がありました。バイナリーオプションでは勝てばペイアウトで支払いが有、負ければ無の1か0になることもその理由です。

例えばワンタッチオプションではそれぞれの条件を満たせば6万ドルもの利益を獲得できますが、そのためには今のプレミアム2万ドルを支払う必要があります。その他にもノータッチオプション、ダブルノータッチなどもあります。
・ワンタッチオプション
現在100円の相場が、一ヶ月以内に110円にタッチする=アメリカンスタイル
現在100円の相場が、一ヶ月後に110円にタッチする=ヨーロピアンスタイル
・ノータッチオプション
一ヶ月の間一度も110円にタッチしない
・ダブルノータッチオプション
100円、110円のどちらにもタッチしない

日本ではどちらかというとヨーロピアンスタイルのハイローオプションが扱われている傾向があります。しかし、現在のレートが100円で一ヵ月後に値が下がり90円になる、という予測が当たったら30万ドルを獲得できるというような取引は扱われていません。今回自主規制されたのは、超短期型のハイローに狙いを定められたように感じるかもしれませんが、今後はバイナリーオプション全体にコントロールがかかっていくようなものでもあります。

■金融商品として成立するには

金融商品が成立するためには業者側が買値(ビッド)と売値(アスク)を提示しなければばりません。今回の自主規制の条件には、業者がそのようにしなければならないという趣旨が含まれているのです。多角的な視点で考えてみると、先物は顧客が買った相手以外には決済ができませんので業者側は決済=途中解約を義務化することが求められます。投資家側にとってこれができないとなると大きなリスクとなってしまうため、途中解約ができるビッド&アスクを掲示するのは必須事項として課せられることになるのです。ちなみに24オプションやワイバイナリーといった海外業者に対しては自主規制の対象に含まれていません。